80年前の6月19日に想う。。
6月の梅雨時期になるとふと祖母の話を思い出します。
80年前の6月19日夜・・福岡大空襲。
焼夷弾が降ってきたけん、防空壕へ逃げらないかんのにあんたのお父さんはねえ、眠いけん家におるって。起こすの大変やった。博多の街からの熱が中央区渡辺通あたりまで伝わってきてたとよ。。。
当時の証言を聴く機会は年数とともに、少しずつ減っています。
そんな中 西日本新聞、NHKテレビをきっかけに知った戦争記念館
福岡県鞍手郡小竹町「兵士・庶民の戦争資料館」
飛行部隊の曹長だった故・武富登巳男さんが収集された当時の品々。
現館長の武富慈海さんは武富登巳男さんの息子様です。
ここではたくさんの展示品に直接手を触れることができます。「直接」の空気を感じることで展示品がダイレクトにメッセージを語り掛けてくれるように感じます。兵隊さんの鉄のヘルメット、軍靴・・重いです。これを身につけ戦地に赴いていたのか。。
戦争を人類から絶やすためには「知る」を次世代へ繋げていくことも大きな役割。
しかし「知る事」には直視できないような品々や写真もある中、この資料館では
戦で旅立たれた先人様たちの命に向き合われ丁寧にご供養されていらっしゃる武富館長さん。
戦後生まれの武富館長さんですがお話はまるで体験談を聞いているようにリアルでした。そんな中、館長さんの笑い、ジョークを踏まえながら。のお話しは「学ぶ」という意味での、敷居が下げられた、そして大きな理解が深まる場となりました。
どうして戦が起こってしまったかの歴史を学び、次世代に繋いでいくか。
戦争体験の話を聞いた私たちの役目だとも強く感じます。
「平和」を願う多くの「数」の想いは永遠の「不戦」「無戦」に繋がることだと思います。
是非、訪れて頂きたい場所の一つです。
福岡県鞍手郡小竹町「兵士・庶民の戦争資料館」
https://wararchive.yahoo.co.jp/content/warmuseum/taketomi/
いよいよ梅雨入り。「梅」も野菜やさんに並んでいます。
梅干し、梅シロップ、梅肉エキス。1年の元気のために梅仕事を始められている方もいらっしゃるでしょうね♪

武富慈海館長さん(*^^*)柔らかくユーモアを交えられながらのお話しをしてくださいました。

軍靴。。。重いです。。

平和を永遠に繋げる。